法曹の質に関する研究

管理人が出張続きで,更新できませんでした。そのうち空白期間を埋めたいと思います。

法曹人口問題を論じる上で,法曹の質の検証問題は重要であると位置づけられていますが
これが現在どのように論じられているか検索してみました。
計量化するのが難しい分野ですが,様々なアプローチが試みられています。

東京弁護士会司法プレシンポジウム「法曹人口の増大と法曹の質の確保」
http://www.toben.or.jp/news/libra/pdf/2007_6/p18_21.pdf

日弁連法務財団で現在「法曹の質の検証とその分析に関する研究」が
「法曹の質」研究会(主任・太田勝造東大教授)で進められています。

→太田教授の法曹の質研究に関するコメント http://www.jlf.or.jp/jlfnews/vol34_4.shtml

これに関連して,同財団主催で開かれた今年7月にシンポジウムも開かれました。

■2007年7月7日「変貌する法曹の『有能性』〜マクレイト・レポートからCLEAベスト・プラクティス・プロジェクトへ〜」

→シンポ報告「変貌する法曹の『有能性』」開催報告 http://www.jlf.or.jp/jlfnews/vol35_3.shtml

■参考書籍
◆「弁護士の質の検証方法に関する研究」は,「法と実務6」として刊行されています。
rakuten:book:12085390

◆「Best Practices for Legal Education」は
http://www.cleaweb.org/resources/bp.htmlからダウンロードできます(臨床法学教育学会サイト)。
◆マクレイト・レポートについては以下の本が刊行されています。

法学教育改革とプロフェッション

法学教育改革とプロフェッション